梅干しを使った 風邪予防対策

風邪に抗生物質は効きません。梅干しを使ったお家でできる簡単 風邪予防対策。

梅干しは三毒を消す

梅干しが「食べ物の毒」「血の毒」「水の毒」の3種類の毒を消すとして言われた言葉。
食中毒や水あたりに効くとされている。

旅人が熱病や風土病にかからないように薬代わりに持って行ったといわれています。

梅干しはその日の難逃れ

朝梅干しを食べればその日1日無事に過ごせるという意味で使われる言葉。
梅干しは流行病を防ぎ、疲れをとる効果があると昔の人も経験的に知っていたのでしょう。

今ほど研究などが進んでなくても、昔の人は経験的に効果を体感しているものがたくさんあります。
梅にはこれ以外にもたくさん健康に関する言葉があります。
昔から日本人にとって強い味方であったことがそれからもわかりますよね。

 

 

梅干しが免疫力、抵抗力をアップさせる成分を含んでいるから

梅干しにはクエン酸がたくさん含まれています。クエン酸は乳酸を身体の外に出したり、
筋肉の酸化を抑えて疲労回復する効果があります。
さらに食欲増進や整腸作用もあります。


これにより食欲が落ちてきて、同時に体力が落ちるのを防げます。
そうして身体自体が回復することによって免疫力・抵抗力もアップさせます。

疲労回復効果大 梅干しのアルカリ性

身体は本来アルカリ性なのですが、疲れが溜まったり乱れた食生活をしていることで身体が酸性に傾いてきます。
それが続くと疲れが取れなかったり、免疫力がさがり風邪をひいたりします。

 

そんな時アルカリ性の梅干しを食べることにより酸性に傾いた身体をもとに戻すことができるのです。

殺菌、抗菌効果をもつ

梅には他の食べ物に比べて有機酸とよばれる成分が多いです。
これは殺菌、抗菌作用があります。お弁当に梅干しをいれるといいといわれるのはこの力です。

これが風邪の予防や、さらには実際にひいてしまったあとでも効果を示すといわれています。
インフルエンザにも良いとされているので是非積極的に取り入れたいですね。

 

 

風邪というのはウイルスが原因で炎症を起こしたもののことを指します。
対して抗生剤が効果を示すのは細菌です。


つまり原因を起こしているものと、
抗生剤が効果を示す対象が違うため効果が無いのです。

かかっている症状が風邪なのであれば
抗生剤を早く飲んだからといって早く治る訳でもなければ、そもそも効果も無いのです。

抗生剤がダメなら風邪薬だけ飲めばいいの?

総合感冒薬A
<内容成分>
サリチルアミド
アセトアミノフェン
無水カフェイン
プロメタジンメチレンジサリチル酸塩


このような成分が中に入っています。
それではこの成分はどんな働きをするのでしょうか。

サリチルアミド

非ステロイド性抗炎症薬の一つ。
熱を下げたり痛みをとったりする解熱鎮痛消炎作用を示します。

アセトアミノフェン

サリチルアミドと同様の効果がある解熱鎮痛剤消炎剤。
海外だとパラセタモールの名称で有名。

無水カフェイン

血管拡張、心筋収縮増強作用がある。
眠気、倦怠感、各種頭痛などに使用します。
眠気さましになるので他の配合成分で眠気が出るのを防ぐ効果もあります。

プロメタジンメチレンジサリチル酸塩

アレルギー症状、パーキンソン病の薬として使用されます。
風邪薬であれば鼻水やくしゃみなどのアレルギー様症状に対しての効果を期待されて配合されています。

このように一つ一つの成分をみてもらえばどうでしょうか?

でている症状に対して対処するための成分が入っていますが、風邪自体をを治すための成分というものはないのです。
喉が痛ければ痛み止めでそれがわからないようにし、鼻水が出るのであればアレルギー症状を抑える作用でその症状を抑える。

対症療法的な働きはしてくれるかもしれませんが、これを飲むことで風邪が治せるわけではないのです。

実際に風邪をひいて風邪薬を飲んだら良くなった経験のあるかたがいたら
風邪薬自体が風邪を治しているのではなく、この様な症状を薬で症状をわかりにくくなるように抑えてる間に自分の自己治癒力で治しているのです。