人によっては毒になる野菜とは?

人によっては毒になる野菜とは? | 根本原因から探る健康情報サイト

 

 

ある野菜には、毒があるって聞いたことありますか?

ほとんどの人には問題ないようですが、これらの野菜は、食物アレルギーがある人や自己免疫疾患など、外からの刺激に過敏に反応してしまう人の場合、刺激が強すぎて毒になってしまうこともあるようです。
 
 人によっては、害になってしまう野菜とは?
それはナス科の野菜です。
ナス科にはベラドンナやチョウセンアサガオなど、毒を含むものがあります。
 
 ナス科の野菜には、ナス、トマト、ジャガイモ、ピーマン、唐辛子などがあります。
 
 「ナス科 毒性」と調べるといろいろな情報が出てきます。
 
 ナス科の植物は特有のアルカロイドを含むため、多様な生理作用をもちます。
ナス科のアルカロイドの多くは強い刺激性を持ち、毒性や薬理作用を持ちます。
 
わかりやすいところでは、唐辛子の“カプサイシン”です。
 
 現在、食用とされる多くのナス科の野菜は品種改良されており、健康に影響が出るほどのアルカロイドは含まないとされますが、ジャガイモの芽や皮(特に日光を浴びて緑になった皮)には毒性のアルカロイドが含まれるため、食べ過ぎには注意です。
 
 また、トマトやナスも人によっては要注意です。
 トマトジュースなど、大々的に売られていますが、牛乳やヨーグルトと同じで人によっては合わない人もいるわけです。

 あらゆる食品にはレクチンというタンパク質が含まれますが
トマトのレクチンはとりわけ刺激が強く、体質によっては合わないことがあるようです。
 
トマトのレクチンが、ムチンという腸壁を守る酵素濃度を低下させたり、胃酸過多を引き起こすことがあるという情報もあります。
 
 また、血液型食事法の長年の研究者P.ダダモ博士によると、トマトのレクチンは、B型やO型の血液を凝集させるため、これらの血液型には合わないとしています。
O型への影響は少なく、AB型が一番、トマトのレクチンから悪影響を受けにくいとしています。
 
 他にも心臓外科医として名を馳せたS・ガンドリー博士も
トマトのレクチンは体に悪いため、食べないほうが良いとしています。
 
 また、ナスのレクチンも同様に
人によっては合わない体質の人もいるようで
シリコンバレー・ダイエットでは、ナスやトマトはあまり勧められません。
 
 トマトピザにナスのトッピング、それにトマトソースのパスタが、大好物の人も多いでしょう。
 
トマトやナスが好きな人は別にこれらの野菜をやめる必要もないとおもいます。
ただ、これらの野菜を食べすぎて
体に合わないと感じた人は
少し控えてみると良いかも知れません。
 
 私は、トマトやナスやジャガイモを食べても
特に不調を感じないので
たまに美味しく食べています。
ただ、常食はしません。
 
 よく食べるようにしている野菜は、
ブロッコリーやほうれんそうに、小松菜、ケール
他には、人参やカボチャです。
 野菜にもそれぞれ特性があるんですね。