アトピーやアレルギーとお米の品種

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先の投稿(過去記事のシェアの方で、
エイやアザラシではない(笑)で、
コシヒカリの話がちょこっと書いてあったのを
質問くださった方がいるので、
改めてお米について、まとめます。
ちょっと、気合いれて書いてみました~。

私の1年半以上の人体実験結果もどうぞ♪
 
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 米といえば、コシヒカリ
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平成30年の米のシェアを見るとダントツで
コシヒカリが多いですね。それ以降様々な品種ながらびますが、10位までコシヒカリ系のお米となっています。
(コシヒカリを掛け合わせて作っている)

1 コシヒカリ  35%
2 ひとめぼれ  9.2
3 ヒノヒカリ  8.6
4 あきたこまち 6.8
5 ななつぼし  3.4
 
10位まで合計すると7割のお米になります。
つまり国民の70%以上がコシヒカリ系のお米を
食べてることになります。(10位以下は分からないけど
きっとコシヒカリ系が多いはず)
  
コシヒカリは、昭和38年にデビューした比較的
新しいお米です。その後、昭和の時代は、
「ササニシキ」か「コシヒカリ」か、みたいな構図になり。
平成5年の冷害のダメージから、ササニシキからひとめぼれが
作られるようになり、姿を消していく事になります。
(現在、0.4%ほどのシェア)
 
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 野菜の糖質上昇は米も同様
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現在、野菜や果物の甘さがかつてよりも
甘くなっていることをご存知の方も多いと思います。
糖度を上げてきてます。その方が売れるから。
これは、お米の世界でも同じくです。
 
コシヒカリ系は、でんぶんの成分アミロースが少なく
糖度が高いお米になります。
(アミロース少ないとモチモチした甘い米になる)
  
これは、コシヒカリが、かけあわせによりアミロース量が少ないから。
一方ササニシキは、同じかけあわせでも、アミロース量はコシヒカリより高いようです。
 
この4,50年ほどで、毎日食べるお米の糖質が
上がるということは、接種する糖質量が、野菜も含めると
多くなってることが、分かるかと思います。
 
まして白米技術が上がりました。
つまり血糖値が上がりやすいお米を日々食べてるということ。
 
日本人は、糖尿病になりやすい国民性です、なんて
お医者様から聞いたことがありますが、、、
それで片づけられるのでしょうか?
 
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 もち米の特性とは?
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もともと、もち米は、冬に食べられることが多い。
そして、西洋医学や栄養学では語られることが
ほとんどないと思うけれど、食養では、
炎症を起こしているときは、「餅は食べない」と
言われている。
授乳中の方は、お餅で乳腺が詰まりやすくなる、
と聞いた方もいるのでは?

もち米は、薬膳の言葉を借りるなら、血熱の要因となります。

血熱とは、体の中に熱がこもり、血(けつ)が
熱を持った状態のことを言います。
 
つまり、冬に食べると、熱を体内に
温存できていいということ。
→冬場の冷え性に、望診でももち米を勧めることがあります。
 
とはいえ、日々食べるという事は、してきませんでした。
 
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 米の品種でアレルギーが?
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米とアレルギーとどう関係があるの?
 
って思われる方はいるかもしれません。
だって、アレルギーといえば、
食品アレルギーだと、小麦や卵や牛乳など。
花粉症の直接的な原因は、花粉です。
日本人が今まで食べてきたお米で、アトピーや
アレルギーが関係するなんて、思いもよらないですよね。
 
話を血熱に戻すと、血熱は、感染症の他に、
アトピー性皮膚炎、急性湿疹、じんましんなどの
アレルギー疾患のときによく見られたりします。
 
米そのものが、アレルギーを引き起こす訳ではないので、
分かりづらいですが、ようは、炎症やアトピーや
アレルギーの状態を、もち米を毎日食べ続けると
引き起こしやすい土壌ができるということです。
 
そもそも、もち米系のお米は、
昔は常食してなかったから…
 
お米のアレルギーだって、増えてきてるんですよ。
そういうお子さんは、うるち米系のお米は食べられる
ことが多い。
 
ここでは詳しくは触れませんが、遺伝子組み換えとは
されていないけれど、品種改良の名のもと
放射線と化学薬品などを使って、遺伝子を変異
(組み替えてはいない)させて作っている
お米もあったりします。
 
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 米の品種を変えるとアレルギーが緩和?
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兵庫県立農林水産技術総合センター・農業大学校
元東京農業大学客員教授 渡辺和彦氏によると、、、
 
北海道で、給食に新種「きらら397」を導入したところ
アトピーが急増。それを今まで食べていた「ゆきひかり」
に戻すと軽快した、という事実があります。
 
渡辺氏のレポートによると、
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アレルギーを起こしやすい品種:きらら397、あきたこまち、もち米、コシヒカリ、ひとめぼれ

アレルギーを引き起こしにくい品種:ゆきひかり、むつかおり、酒米、ササニシキ、初雫、春陽、ただし、初雫はゆきひかりに劣る。

コシヒカリ系統の米品種(粳米)とモチ品種はアレルギー症状を起こしやすい。もちは、従来から知られていた。
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だそうです。アレルギーを引き起こしにくい品種は、
もち米系がかけ合わさってないもの。
 
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 人体実験の結果について
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1年半かけて、私の身体を使って、実験してみました。
それまで、ササニシキを数年間食べていましたが、
コシヒカリ、ヒノヒカリを半年間以上、食べ続けて、
昨年7月にアレルギー血液検査。
 
米のルミカウント 0.55 
 
1未満は、一般の医療機関では、アレルギー陰性ですが
自然療法では、0.3以上は隠れアレルギーとして扱います。
 
その後、少しして、原種ともいわれる朝日(旭)を
1年間食べ続けてみて、今年7月に検査。
 
米のルミカウント 0.00
 
という結果に。
ちなみに、コシヒカリも自然農法だし、
五分搗きや、時々玄米で食べていました。
 
体感としては、コシヒカリの時は、
たくさん米を食べられない。
甘いものあるし、すぐにお腹がいっぱいになるから。 
 
朝日に変えると、食べるコメの量がまた増えたりして
その違いに、自分でも驚いたほど。
 
体はちゃんと、食べる量をコントロールしてくれてた
ということかもしれません。
 
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 お米の品種まとめ
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アレルギーやアトピーの方、糖尿病の方、
今現在体に炎症症状をお持ちの方は、
まずは試してみてください。
  
血液の入れ替わりは、3、4か月ほどといわれています。
 
それくらいは、試してみて欲しい。
 
日々、甘いものやアルコールを飲むような方も
変えることで、体の負担が異なるかもしれません。
 
食べものは、1つのものだけで、何か影響がでる
というより、色んなものの日々の積み重ねです。
 
何を選ぶかで、その人の体質に関わってきます。
特に、日々食べるもの。
お米、塩、醤油などは、本当に自然なもの(添加物ということだけではなく、品種改良など人の手があまりかかってないもの)を摂るようにして欲しいと思います。
 
ちなみに、友人宅が米農家で、コシヒカリ。
大麦を入れて炊くことで、皮膚疾患は軽減されたそうです。

大麦(押し麦、丸麦です。もち麦ではない)や、ひえ、あわ、といった雑穀は血の熱を下げる働きがあるからだと思います。
特に大麦は、食物繊維が豊富です。

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 食について その他
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昨今、私たちの周りの食卓は、
糖質と油脂が過多になるものばかりです。
 
一切口にしない、は、ほぼ出来ません。
一方で、過度な制限(我慢)も大敵です。
 
だからこそ、適度に量を減すことが大切です。
 
夏休みだから、旅行中だから、一過性で
増えてしまったものは、元の生活に戻れば
また、元の身体の位置に戻ります。
 
ハレとケ。
 
そのバランスが大切です。

また、不自然なものの取り込みも同じくです。
  
・農薬
・添加物
・放射能
・遺伝子組換え
・アクリルアミド(炒め物、揚げ物など120度以上の
高温調理で化学反応が起き発生)
⇒これ今度、まとめますね。今後の健康に非常に大きなものとなると思っています。
・重金属    などなど
 
まぁ、色んなものが、口から入ってきます。
1つ1つが微量でも、総量がオーバーしてくると
身体は、排泄に追われます。
 
たいていは、便と尿で出す。
運動も有効です。
 
便は、もちろん腸内環境と関わってるし、
尿は、血液をろ過して尿をつくる腎臓と関わってる。
※ろ過する機関に、ゴミが多くなると、そこの臓器(腎臓)にダメージが来ることは、想像できるかと。
腎臓が元から負担になる方は、より気を付けてもらいたい。
 
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 色々 まとめ。
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★ハレとケのバランス。日々作る「身体」作りが大切
★普段から「出せる身体」作りを!
★一過性で増えた物は、気にせず、その後のケアをする
 
日々食べるもので、あなたの身体も心も創られていく。
食卓から未来を創る。どんな未来を食卓に並べますか?

※コシヒカリ以前の系図を教えていただいたので、こちらもアップします(^^)