はしかワクチン、怖いぞ、副作用

「感染力が強く、重症化すると死に至ることもある」というのは、接種率をあげるための「脅し作戦」以外のなにものでもありません。このことが事実なら、はしかによる死亡者をきちんと調べて報道すればいいのですが、そういうわけにはゆかないのね。

 

 なぜ? 2005年以来、はしかによる死者はずっとゼロだからです。もっともウイルスがいなくなったわけではなく、今の生活水準、医療制度なら、たとえはしかにかかっても死に至ることはまずありません。

 

 でも、メーカーも、医者もワクチンを打ち続けないともうからない。そこで、定期的にこうやって「はしかがはやっているぞ~」「大変だ、集団感染だ」と騒ぎ立て、予防医療を信じている人たちにワクチンを売り込んでいるのです。

 

 その結果、増えたのがワクチンによる副作用です。今は、赤ちゃんだけでなく大人にも必要だというので、十代の子どもたちにも副作用が広がっているのが、昔と違うところです。

 

 一番最近の厚労省のデータを見ると、次のような記述がありました(編集あり。出典は↓);

 

  •  H23年度の)MRワクチンの副反応報告件数は95件(男53、女42
  • 24時間以内の副反応が41.1%、1~320%29日以降も3

  • 1歳が43件、6歳が11件、12~13歳が15件、17~18歳が26

  • 回復が65件、未回復が10件、回復状況不明が20

  • 回復していない10件のうち、1件は脳炎・脳症、1件は神経障害

 

(症例)

 17歳男児、接種11日後に足首以下のしびれ、その後歩行障害、膀胱直腸障害、17日目発熱、しびれ、全感覚障害(Th10

 12歳男児、接種29日後歩行困難、排尿困難、臍部以下及び上肢末端の感覚障害、膀胱直腸障害を認め、ADEMと診断された。

 1歳児、五人が血小板減少性紫斑病を発症

予防接種後副反応報告書集計報告書平成23年度分 |厚生労働省から)

 

 一番生命力にあふれている中高生の年代に、これほど副反応が出ているとは知りませんでした。12歳の子が診断されたADEM(急性散在性脳脊髄炎)は、脳の神経ニューロンの軸策が脱髄症状を起こし、ひどい場合は破断されるという自己免疫疾患の一つ。いわば神経の司令塔がダメージを負うため、回復不可能なことが多い。17歳の子も多分ADEMでしょう。

 

 久しぶりにADEMをWikipediaでチェックすると、原因として「ワクチン」があげてありました!

 

 「予防接種後ADEM(post-vaccinal ADEM)

  狂犬病、種痘、麻疹、日本脳炎、インフルエンザ、百日咳、ジフテリア、破傷風、ムンプスなどのワクチン接種後215日以内に急性に起こる。

  疫学:・・・ すべての年代に起こりえるが特に小児に多いとされている。これはワクチン接種や感染の機会が多いためと思われる。3~9歳で多く福岡県で15歳未満を対象とした調査では罹患率は小児10万人あたり0.64人であった。成人での罹患率を含む大規模な疫学調査は2012年現在存在しない。 」

 

 …多分、私の講演を聞かれた方は、「あ~、あれか!」と思い出されることでしょう。

 

 さて、MRワクチンのこんなこわい副作用のことを、あなたの主治医はちゃんと説明してくれるでしょうか? その前に、認識しているでしょうか? こういう副作用の危険を冒すより、はしかに罹って終生免疫をつける方がずっといいのでは? それに、今はほぼ9割が赤ちゃんのうちにMRワクチン(風疹とセット)を打っているから、「集団免疫」理論では、はしかの流行はないはずなのに、実際は定期的に流行っている。なぜ? それははしかワクチンは「生ワクチン」なので、接種した人と接触した人にウイルスが広がるからなんです。ロタウイルスと同じ。つまり、はしかワクチンなんか効かないのだ。