子宮頚がんワクチン記事「捏造」とされた教授が名誉毀損で提訴


問題はアジュバント。

 

 HPVワクチンのアジュバントとしては、サーバリックスには水酸化アルミニウムとMPL(モノフォスフォリルリピッド、単リン脂質)が、ガーダシルには非結晶リン酸水酸化硫酸アルミニウム、ホウ酸ナトリウム、ポリソルベート80が、それぞれ使われています。海外の論文には1990年代から、ワクチンに含まれるアルミニウム化合物の危険性が指摘されており、2000年以後も、血液関門を通過して脳内に入ること、炎症、慢性筋肉痛や関節痛、疲労を起こすこと、あるいは細胞死を招くこと、などが動物実験の結果などとして報告されていました。細胞にからみつくアルミニウム片の蛍光写真も捉えられており、池田論文の「脳の海馬に異常な抗体が沈着」も、特に目新しいことではありません。

 

 ところがこの雑誌記事は、「捏造」とまで呼びながら、そのアジュバントをめぐる発言については完全無視・・・そこに目を向けさせたくないのです。この記者は過去にもHPV被害者を貶める記事↓を書いていますが、これを読んだ被害者はどう思ったことか。

 

あの激しいけいれんは本当に 子宮頸がんワクチンの副反応なのか 2015年10月20日村中璃子「ワクチンによって患者が生まれた」のではなく「ワクチンによって、思春期の少女にもともと多い病気の存在が顕在化した」、そう考えるのが自然ではないだろうか。…

 

  これは、WHO新興・再興感染症対策チーム でワクチン拡大戦略の尖兵として働いていた経歴がなせるわざでしょう。 その他の記事も「これだけ叩いても大丈夫」という確信犯的なものばかりで、医薬産業界のバックアップがあると感じます。ま~、時間の無駄なのであまり読むことはお勧めしません。ちなみに、1998年、イギリスのアンドリュー・ウェークフィールド博士が発表した論文「MMRと自閉症」を、何年も後になって「捏造だ」と攻撃したのも、ブライアン・ディアという「ジャーナリスト」でした。医学界とは金銭的つながりがあり、さまざまな背景が後になって明るみにでますが、これらのことは日本では報道されていません。この件については、 MMRと自閉症の真実(1) のシリーズを読むことをお勧めします。

 

 なお、MMRと自閉症に関しては、ウェークフィールド博士の分析が正しかったことが、今年封切られたドキュメンタリー映画「VAXXED」で証明された形になっています(裁判でもいくつか勝訴判決が出ています)。このVAXXED、日本ではいつ見られるのか、資金があれば私が輸入・上映したい。